鳥インフルエンザ特番
2005-12-19


さっき、NHKのクローズアップ現在で「新型インフルエンザ対策は」の特集をやっていた。

 ★普通のインフルエンザは呼吸器だけに炎症を起こさせるが新型は肝臓や腎臓を含め全身に炎症を起こす(多臓器不全)。これはサイトカインという原因物質が普通の10倍にもなるから。
 ★人型への変異も過去のスペイン風邪でアミノ酸の配置に10箇所の変異があったが今回の新型では3箇所の変異で徐々に変異箇所が増えている。パンデミック(大流行)の兆しがある。
 ★今は鶏からの伝染だがもし、これが人からの伝染型に変異した場合、航空機の発達により急速に世界に広がる。
 ★アメリカのシュミレーションではジャカルタで発生すれば東京で発生するのは30日目で、197日目には東京で発病患者26万に達する。
 ★日本の厚生省発表では最大で、受診患者2500万人、入院200万人、死亡64万人と発表している。
 ★もし、このような事態になれば病院のベッドが大幅に不足し医師や看護師も不足する。
 ★カナダでは、この対策として、収容施設としてはコミュニティ(公民館)、ホテル、教会を指定しており、医師も退職者をはじめ獣医も動員する。
 ★日本での対策としては、大規模なイベントの中止や交通機関の運行縮小、学級閉鎖、ワクチンの開発、タミフルの備蓄。
 ★現在有効なワクチンはなくもしかかれば抗ウイルス剤で治すしかない。
 ★インドネシアで最近亡くなった女性は、咳き込んでいたがそのままにしておき一週間後に倒れて病院に運ばれたが、肺の大部分が炎症を起こしており手のつけようがなかった。

 やはり、早期発見が一番の手段、インフルエンザの検査薬の開放を望む。
 イベント中止や営業縮小による損害は、保険を検討する価値ありでは。
[安全]
[新聞テレビ記事]

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